読書 

五条路地裏ジャスミン荘の伝言板

五条路地裏ジャスミン荘の伝言板 (幻冬舎文庫) 作者:柏井 壽 幻冬舎 Amazon 大学生の時に、よくうろうろさんぽした地域。なんとなくあの辺好きだったんですよね。先日、娘とあのあたりの小さな宿に泊まって久々にうろうろ。轆轤町とか。 懐かしくて読んだけ…

今年の3冊

写真をうまく貼り付けられなくなって、疎遠になってしまっていましたが、 やっと解決したので、またブログ書き始めようとしてます。 まず恒例の今年の3冊。まあ今年も激務でほとんど読んでないんですけど、 横浜大戦争 (文春文庫) 作者:蜂須賀 敬明 文藝春秋…

さようなら、私

さようなら、私 (幻冬舎文庫) 作者:小川 糸 発売日: 2013/02/07 メディア: 文庫 小川糸ってなんか不幸な人が偉いみたいな感じなんだけど、 これって、昔大阪で「にんげん」を使って道徳の授業をされていた中年たちが感じる 不幸になってなんぼのもんみたいな…

今年の3冊

なんかコロナ対策とかで現場もいろいろと変えていかねばならないことが多く、覚えることが多すぎて、でも山にも行けなくて、ストレスをためまくり、読んだけど記録していない本もありましてですね、 まず読んだ本の紹介でやっていなかった分 マチネの終わり…

旅屋 おかえり

旅屋おかえり (集英社文庫) 作者:原田 マハ 発売日: 2014/09/19 メディア: 文庫 なぜこの人は美術以外のことを書かせるといまいちなのか。 受験京都の旅での待ち時間や移動時間に読んだというところで印象に残る本。特に北大路バスターミナルの青乗り場で娘…

子どものための精神医学

子どものための精神医学 作者:滝川一廣 発売日: 2017/03/27 メディア: 単行本 初めの方の発達論も非常にわかりやすく復習に最適。その後は実際の支援の方法なども示唆に富むことも多い。発達障害の細かい説明はなかなか読み進めるのが大変だったけど、一つ一…

読書の記録 3冊(まんがあり)

ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書) 作者:宮口幸治 発売日: 2019/07/26 メディア: Kindle版 コグトレの宣伝本。言っていることはよくわかる。コグトレが素晴らしいというよりかは、コグトレが彼らの能力に適切な教材であって、ほかにも適切な教材があ…

アメリカの教室に入ってみた

アメリカの教室に入ってみた: 貧困地区の公立学校から超インクルーシブ教育まで 作者:和重, 赤木 発売日: 2017/01/16 メディア: 単行本 今年の勉強のマイテーマはインクルーシブ教育なのだ。 インクルーシブ教育の概念からもう一度見直そう、定義のあたりか…

ことばと思考

ことばと思考 (岩波新書) 作者:今井 むつみ 発売日: 2010/10/21 メディア: 新書 言葉をコミュニケーションの視点ではなくて、文化などとも絡めながら、認知の仕方を言葉が担っていくことをわかりやすく説明した本。 キーワード:カテゴリー知覚 ウォーフ理論

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 作者:川上 和人 発売日: 2017/04/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) 普通。題名のつけ方が優れております。面白おかしく書くのがお得意で、はじめはいいんだけど、だんだん読みにくくなるのが残念。

こころの科学 現場から考える愛着障害

こころの科学198号 現場から考える愛着障害発売日: 2018/02/24メディア: ムック いわゆる発達障害と愛着障害との区切りを知りたくて読み進めました。 一番面白かった記事はいじめに関する学校の対応の章。保護者がどう思い、どう動くのかを予想して、必要な…

こころ

こころ (新潮文庫) 作者:漱石, 夏目 メディア: 文庫 意外と面白かった。私は変わり者かもしれないけど、前半のほうがおもしろかったのは、きっと読んだのが2度目だったからだろう。前読んだのは高校生の時。

イッツ・オンリー・トーク

イッツ・オンリー・トーク (文春文庫) 作者:絲山 秋子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2006/05/10 メディア: 文庫 この人の本にはずれはないな。

82年生まれ、キム・ジヨン

82年生まれ、キム・ジヨン (単行本) 作者:チョ・ナムジュ 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/12/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) なんか夫からしたら、韓国は遅れているとかいうけど 私から言わせれば、我々の年代では同じようなものなのよ。 息…

狂気という隣人

狂気という隣人 作者:岩波 明 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2004/08/11 メディア: 単行本 この本を読んで、精神障害の方とうまくやっていきたいと思う自分の傲慢さを見た。

今年の3冊

1位 レインツリーの国 レインツリーの国 (新潮文庫) 作者:有川 浩 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2009/06/27 メディア: 文庫 聴覚障害についての知見も経験もない中で、本当に新鮮な気持ちで読んでいった。 いろいろ考えました。 2位 パーマネント神喜劇…

最後の秘境、東京藝大

最後の秘境 東京藝大: 天才たちのカオスな日常 (新潮文庫) 作者: 二宮敦人 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/03/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る うん、芸大生すごい。

言語の脳科学

言語の脳科学―脳はどのようにことばを生みだすか (中公新書) 作者: 酒井邦嘉 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2002/07/01 メディア: 新書 購入: 9人 クリック: 106回 この商品を含むブログ (65件) を見るさっぱりわからなかった さっぱりわからず、今…

向田理髪店

向田理髪店 (光文社文庫) 作者: 奥田英朗 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2018/12/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 海の見える理髪店と時を同じくして発売されたので、勘違いしないでね。 奥田氏の抜群の安定感のある話で、楽しかったな。読…

殺人出産

殺人出産 (講談社文庫) 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/08/11 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (11件) を見る もうわけがわからなくて、気持ち悪いんだけど、最後まで一気に読んでしまった。

バベル九朔

バベル九朔 作者: 万城目学 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2016/03/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (9件) を見る 3章までは、おもしろかったんだけどな。森見氏の話みたいになってきて、なんだかななって感じ。

悟浄出立

悟浄出立 作者: 万城目学 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/07/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (20件) を見る 司馬遷の話と計かの話が面白かった。

パーマネント神喜劇

パーマネント神喜劇 作者: 万城目学 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/06/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る なんか漫画みたい。最後の話はほんとよくて。

勉強するよ

アクティブラーニングってなんぞや? 図解 アクティブラーニングがよくわかる本 (健康ライブラリー) 作者: 小林昭文 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/07/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 悩んでます。

本日はお日柄もよく

本日は、お日柄もよく (徳間文庫) 作者: 原田マハ 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2013/06/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (16件) を見る 原田マハの絵画関係以外の本は初めてなんだけど、言葉を大事にしようとする人たちが集うわくわくするお…

東京物語

東京物語 (集英社文庫) 作者: 奥田英朗 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2004/09/17 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 24回 この商品を含むブログ (87件) を見る ハイヒールの女が一番面白かった。なんか自分に若いころがあったことを思い出させる楽しい…

パラレル

パラレル (文春文庫) 作者: 長嶋有 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/09/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る これは面白い。 今の生活と2年前の生活と学生時代を同時に書いてある小説。 なぜ今があるのか、をいちいち想像する楽しみ。…

ヴィゴツキー入門

ヴィゴツキー入門 (寺子屋新書) 作者: 柴田義松 出版社/メーカー: 子どもの未来社 発売日: 2006/03/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 8人 クリック: 20回 この商品を含むブログ (14件) を見る これは興味深い本。 いつもなぜ子どもはすらすらしゃ…

レインツリーの国

レインツリーの国 (新潮文庫) 作者: 有川浩 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2009/06/27 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 101回 この商品を含むブログ (265件) を見る いい話だった。 聴覚障害の方の話。以前、研修で聴覚に障害のある子のための特別支…

森見 登美彦 熱帯

熱帯 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/11/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 久々の森見作品。 直木賞候補になるも惜しくも敗退しております。 まあ初めの方は面白いんだよね、3章まで。 4章からは全く別の…