耳鼻科 レポート

体力の衰えを感じる昨今、お正月から大騒動を起こした鼻の調子が
一番悪いときに比べたら劇的によくなったものの、
鼻の周りの不快感が取れない。

今日、あきらめていつもの待ち時間のすくない耳鼻科に。

おわる10分前に入ったら、患者さんは私だけ。

先生はすでに診療室にいらっしゃらなくて、別のところに行っておられるようで看護婦さんが呼びにいかれてた。

そしてやっと診療。お正月に歯が痛くなって、歯医者に行ったら、鼻が原因といわれた由を説明。

するといつもは明るい先生がカルテに目をおとしたまま「う〜〜〜ん、それはまずい」とおっしゃるではないか。

まずいって、何が?あたくし、なにかまずいことでも?

先生は依然として、「う〜〜〜〜ん」と怖い顔をして唸ったままである。

「なんと間の悪い。。。」

一体何事であるのか。
そこで先生は意を決したようで、突然私の目を見て、、

「今日はお客さんが来なくて暇だったから、もう誰もこないと思って、つい、今、レントゲンの現像液を変えたばっかりで、、レントゲン使えないのよ。
う〜〜〜〜ん、」とおっしゃった。

なんだそんなことか、、、、

「ごめんねえ、歯医者でレントゲンとってそういわれたのならそうなんだろうね。ホントに間が悪い、、、」

といわれながら私はもう鼻に2本も棒を突っ込まれていて、ごめんといわれても痛さのあまり返事もできない。

「いや〜〜〜ごめんね。こんな間の悪い話ってあるんだなあ。」
と告白さえ済んだらすっきりしたみたいで、いつもの明るい先生に戻っている。

先生もごめんとおっしゃっているが、途中からは本当に悪いと思っているというよりかは、むしろ、自分の行動にうけていて、
看護婦さんまで捕まえて、
「いや〜〜〜まいった、まいった、、」とかおっしゃっている。

なんかわからないけど、前向きに考えると、余計な被爆はせずに済んだようだった。

「歯医者で言われたんだったらそのようにくすりだしとくよ〜〜。」

はいはい、もう薬さえいただければ結構でございますとも。

でも鼻に棒を突っ込まれたおかげで今日は快適なのよ。
鼻すーすー。
そんな先生でも、私、感謝しております。