ヒルにも負けず、職場の人と三ノ塔、烏尾山

一ヶ月前から楽しみにしていた職場の人たち7人との山。
朝は6時に集合、車で大倉まで。職場とはいえかかわりのない先生も多く、顔もわからない方ばかりで結構緊張するのではと思ったのですが、
皆さん、愉快な方ばかりで、しかも緊張しないように気を配ってくださり、笑っている間にあっという間に大倉へ。

そこから大倉尾根を通って塔の岳の予定でしたが、みんなやる気満々だったので三の塔尾根を経由して塔の岳、大倉尾根で下山に挑戦することに。
7人中、5人が若者なので、少々不安でしたがやってみるべし。

しかしいきなりの道迷い。後から考えればなぜあの大きな看板をみんなで見落としたのか、全く人がいないなんておかしいなと思って引き返さなかったのか、不思議なことだらけだけど、道ってこうやって迷うんだなあとすごく勉強になりました。私も地図を出さずに先頭の方にお任せしてしまったのも反省。知らず知らずに先頭の方に責任を押し付けちゃっているのですね。

で、30分で行ける所を回り道して1時間ほどかけて三ノ塔尾根に合流。
途中、阿鼻叫喚のヒルゾーンを通る羽目となり、もうそれはそれは貴重な体験を、、、

(このことでひとつの記事がかけそうなので今回はこの話題は割愛します。)

私は本日、最初のうちは調子がでないので、途中撤退かあと思っていましたが、どうやらヒルゾーンでアドレナリン大量放出があったようでその後は体も軽く、登っていけました。
この尾根ですが、適度に人も少なく、途中で時々景色も広がるし、危険なところもなく快適です。山頂近くになるとガスがかかって林の中は幽玄の美。三ノ塔頂上でも見事にガスガス。これはいただけませんねえ。
実は、ここまで4時間近くもかかってしまい、塔の岳はあきらめて、此処がゴールとなりました。

ただし一瞬のガスの切れ目があって、烏尾山荘までの稜線が綺麗に見えてびっくり。もうあそこ歩きたい!!!ついでにトイレもそこにあると言うので、有志で往復することに。

こんなところを降りたり、(この崖はかわいいお地蔵さんが見守ってくれてます。)

こんなところを登ったり、

またまたこんなところを登ったり、

写真はないですが、他にもはしごがあったり、右も左も切れ落ちている崖の木道を通ったり、道だけでもわくわく。楽しいよ〜〜〜。

で1時間あまりで烏尾山往復です。さすが有志。いいペースです

次に来たときはどれだけのお山が見えるかなあと想像して遊びます。

途中で見つけたヤマオダマキ

岩場なのにそこから生えて花を咲かせるなんで感動です。シモツケかな。


実は烏尾山のトイレは本日使えなくて、トイレも目的だった私はショック。まあ我慢できなくもないのですが、できれば行きたい。

この欲求は他人を思いやる余裕をなくすようで、これまたトイレ有志2人で先にスピード下山することに。せっかく三ノ塔で待ってくれていたメンバーも見捨ててぐんぐん降りていきます。走りはしませんでしたが、はやい、はやい。
1時間と40分でトイレ大倉へ。これならまだ余裕があるまま下山できたぞ===。(余裕ってトイレに行くまでの余裕)


1時間ほど待って最後のメンバーが降りてきて、全員無事に下山となりました。

いや〜〜〜、楽しかった。自分が意外と皆さんについていけたことが自信になりました。これからちょっと難しい山にも挑戦できそうかな。

本当に誘ってくださった皆様、ありがとうございました。またお誘いください。