連休の山歩き、鐘ケ嶽

「鐘ケ嶽」という言葉の響きにぐっとひかれていた厚木の山があります。

本日、娘がサッカーの試合に行っている間に夫と2人で行ってまいりました。夫婦の山歩きは久しぶりですが、これから老夫婦に向けて機会が増えると期待しております。

7時半に近くの駅まで娘を送って、出発。連休ですが東名がすいていて、あっという間に厚木。厚木からも車はすいすい進んで出発から45分で広沢寺温泉の駐車場へ。止められるかなあと心配していたのですが、全く問題なし。すごく沢山止められそうです。

この辺はヒルが多いと聞くのでいつものジョニーをしつこいほどふりかけて出発。すぐに目的の山が見えてまいります。山の名前もいいけど、形もなかなか男前。

はじめは山里を通って、15分余りで登山口。今日はゆっくり登って息を切らせないのが目標です。はじめは杉の樹林帯。いかにもヒルが出そうなので、ゆっくりと思っていても足が速まります。途中で電気柵を越えると、ちょっと一安心。
新緑を楽しみながらのハイキングとなります。

ここは登山口に1丁目があって山頂は29丁目だそうです。それを励みに登ります。
山頂まで1時間だったので、2分に1回出てくる計算です。
これは21丁目と読むようです。読めないです。我々には。

途中で綺麗な白い花発見。遠くてよく見えないんだけど、あれってシロヤシオじゃないでしょうか。ああうれしい、いいもの見たなあ。ちがっててもシロヤシオということで。

勤務校にも咲いているキランソウ

夫も今日はつらくないようです。ゆっくりですが動きは軽快。

十八丁目ぐらいから景色もよく見え始めます。

気持ちよく歩いてそろそろ山頂かなと思う頃に石段が見え始めます。見えているのは20段ぐらい、、、楽勝と思って上がるとまた石段が見えてきます。楽勝と思って上がると、、、、(以下省略)

結局400段近く登りました。しかも階段のはばが狭くて私の足でもはみ出します。

やっと山頂。ここまで誰にもあわない静かな山でした。

帰りは本当にあっという間です。10分は急な普通の下り。そのあたりでらくらくコースにするか普通のコースにするか選択できる分岐点があります。我々は迷わず、普通のコースを行くことにしました。
するとここからずっと鎖のついている坂が10分続きました。

今までなんちゃって鎖しか見てきたことの無い私ですが、今日は本当に頼ってしまう鎖ラブ状態です。軍手が欲しいぐらいしっかり握っております。傾斜はともかく足元がつるつる滑ってコワイのなんのって。びびりのため後ろ向きで降りたところもあります。
夫は逆にこういうところが大好きなのであっという間に視野から消えていきました。助けて欲しかった、、、、、、ぼそっ

でこの鎖が終われば山道は終り。ここでおっと、なんだこのおどろおどろしいトンネルは、、、と言うところがあり、早速通ってみました。

いや別になんてこと無かったですが、子どもなら泣いてるでしょう。往復10分です。トンネルの入り口にウツギが咲いていました。もうそんな季節ですね。

後はつらつらっと林道を下ること20分。茶畑とかあってとても綺麗でした。

で終り。11時には車に乗って高速も使わず12時過ぎに家に着きました。昼ごはんは家で食べてゆっくりでした。