痛む体でお一人様で初雪山 at高尾山

楽しかった〜〜〜。とまず先に結論。

アイゼンつけた人々が稲荷山コースに意気揚々と向かう中、
なにせアイゼンが初めてなので自分に甘い私はいきなりリフト、、、

だれも乗ってないし。

さすがの高尾山も今日は閑散としております。薬王院までは完全除雪。

寺の境内はお坊さん総出で猛烈雪かき中。さすが修行されている方のパワーは違う。
で、階段を登りきったところでアイゼン装着

ごっきげんで歩き始めます。
だれもいません。すごく静か。すれ違ったのも2,3人。

イメージトレーニングではアイゼン装着してから山頂までは普段なら15分、今日は1時間と踏んでおりましたら、
たった20分でついてしまい

ものたらないよ〜〜〜〜〜〜。

山頂は結構人がいました。狸もいました。獣の足跡もありました。富士山も見えました。

とにかく雪だらけでまぶしいのなんの。次は気をつけよう。

予定ではそのまま一号路で降りる予定でしたが、余りにもあっけなかったので稲荷山コースを降りることにしました。

下りの方が断然大変で、初めは慣れなかったのでへっぴり腰でしたが、段々とコツをつかむとすぐに楽しく、リズミカルに降りられるようになりました。

下山開始が11時20分。ちょうどのぼりのラッシュです。50人はすれ違ったと思います。どなたかがラッセルして作ってくれた一人用の雪道を譲り合って進まなければならないのでなかなか前に進みません。

皆さん、人をよけようと端によると、ずぼっとひざまで沈むことも多く、そのたびお互い笑いが起こります。
 
まあ人が少ないから笑ってられるのかも。
休日に来なくてよかった、、、
おそるべし、高尾山。

まあそれでも東屋あたりまで来るとすれ違う人も減ってまいりました。
東屋倒壊気味。

景色はもうひとつ

東屋を過ぎるとこのハイキングも、もうおわっちゃう、終わっちゃうとさみしくなります。

本当にあともうちょっとで終りと言うところにアイゼンなし、革靴、斜めがけバッグな町にいそうな30台ぐらいの男性がずるずるしながら登ってきました。
大丈夫?ときくと
「ええ、慣れてますから。。。」と言っていました。
一体、何に慣れているのか、さっぱりわかりませんでしたが
こういう猛者がいるのが高尾山というところでしょう。
あう言う人って意外と行っちゃうのよね、山頂まで。すごいな。

と気を取られているうち、あ、、、着いてしまった。12時20分。

イメトレでは下山は2時間かかって足がつりそうになるはずだったのですが、あっさり1時間で降りてきてしまいました。

足りない、歩き足りない。楽しみ足りない。

ああ、これなら行きもリフト使わないで堪能したらよかった。

もう1回ぐらいいけるかな。山頂の積雪は1メートルだって。