ADHDの子どもたち

ADHDの子どもたち (子どものこころの発達を知るシリーズ)
ぱらぱらっと読んでみて放置されていた本ですが、

最近、仕事上、子どもに対して自分の見立てに大きく穴があるような気がして再読、今度は真面目に読みましたよ。この本、かなりの良書です。

ADHDの中核になる症状のおさらい、薬の使用はどうなのか、ペアレントトレーニングはどうなのか、この3点でとても参考になる本でした。
一般的に、子どもが持つ衝動性が高さは、ADHDの症状であると考えていたのだが、広汎性発達障害からの視点からの知識も必要かなと思うところもあり、ADHDの特徴から探ってみようとおもって読みました。

ADHD児が2次障害として気をつけなければならない反抗挑戦性障害について、、、
反抗挑戦性障害であれば、原因はADHDだろうと思い込みがちな自分の考えのクセを改めようと思い、他の発達障害からの視点はもちろん(学習障害も含めて)、発達障害の子どもを育てる大変さからくる虐待が原因の反抗挑戦性性格の見極めもしていかないといけないかなと思いました。

この本、装丁がラブリーな感じなので、もっと簡単な本かと思いましたよ。