82年生まれ、キム・ジヨン

 

82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)

82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)

 

 なんか夫からしたら、韓国は遅れているとかいうけど

私から言わせれば、我々の年代では同じようなものなのよ。

 

息子を生んだ時に、親せきによくやったとほめられて、姑と憤慨したこと、

近所の自治会館を子育てサークルで借りようとしたら、主婦は身分がないからダメとか言われたこと(現役を引退した男子の老人はOK←主婦に身分がないならこいつらもないやろ)

採用試験を受けに行くのに、スーツを着て出かけたら、近所のおばさんに、どこいってきたのとしつこく聞かれ、答えたら、働くなんてもっと子供が大きくなってからにしなさいと説教されたり、

娘の幼稚園で、小学校に行くまでは母親は働いてはいけないと言われたり、(ただし家におばあちゃんが同居してたら別ともいわれた。)

 

悔しい思いを数えたら枚挙にいとまがないですから。

 

それでも割と私は恵まれた場所にいたと思う。、

学校教育は割と男女平等になるように先生たちが頑張ってくれていたし、勤め先も私が生まれたころには女子のお茶くみがなかったようなところだったし。今はもちろん女子のハンディはほとんどないし。

でもでもずっと悔しい思いをしてきたのです。女子だから。

 

時間をかけて、よい女子の在り方に近づいていければいいなと思います。

 

最近のトピックスとしては、数年前ですが、自治会の子ども会のお手伝いに行ったら、男性は名前で呼ばれているのに、女性は「お台所さん」と呼ばれたり、待ち時間に男性が荷物を持っていて(軽いもの)その横で女子たちでおしゃべりしてたら、「男に荷物持たせて、女がおしゃべりってどういうこと?」とお姉さまに叱られたりして、この自治会はあかんなと見切りをつけたことがありました。→もちろん、無視の挙句、荷物を持っていた人にこんなこと言われたと言いつけてやった。