アメリカの教室に入ってみた

 

 今年の勉強のマイテーマはインクルーシブ教育なのだ。

インクルーシブ教育の概念からもう一度見直そう、定義のあたりから見直そうと思い、文科省平成24年に出ているインクルーシブ教育システムなんちゃらのなんちゃらを読み返したり、放送大学のテキストで歴史をおさらいしたり、障碍者権利条約を調べてみたり。

で、やっと実践とかそういうところを勉強できるようになってきたと同僚に話したらおすすめしてくれたのが、これ。面白い。

ゼロトレランスな教育がされる背景とかも少し想像できたり、インクルーシブ教育って結局何なんだろうと定義を見つけようとしたけど、見つからなかったわけとか、

一番面白かったのは、最後のNEW SCHOOLのところ。週案が乗っていたのだが、これって普通に個別支援学級で行われていることだなと思った。

 

全般に思うのは、我々の教育はわざわざ障害と呼ばれる児童を作っているんではないか、それをしないのがインクルーシブ教育ではないかということ。ICFの考え方をきちんと理解し、教育の多様化という路線を取った日本のインクルーシブ教育がうまく機能していくと大きな希望があるのではないかと思った。

 

読みやすいし、おすすめ。