自閉症へのABA入門

 

 

自閉症へのABA入門―親と教師のためのガイド

自閉症へのABA入門―親と教師のためのガイド

 

 

 応用行動分析ってちゃんと勉強したことがないのだけど、自閉症への療育法でエビデンスのある方法はこれだけだっていう人もいて、まあそのこと自体もほんとかなって感じですけど。一回、ちゃんと勉強したいなあと思います。

まあ表面的にしか読めてないと思いますが、順行連鎖化って幼稚園では自然と普通に行われている方法でした。そうそう、そうだったと思い直して、明日から少し意識しようかな。

 

本当に私が元、務めていた幼稚園って、特別支援教育の基礎がなされまくりです。それもこれが構造化だよとか順行連鎖化だよとか知らないで、手探りでノウハウを持ってたところがすごい。本当に良いところに努めさせてもらってたなあと思います。

京都に行ったよ。

上の写真はさるぅ屋

 

我々夫婦は同じ大学ではありませんが、2人とも京都の大学に行っておりましたゆえ、卒業して30年たった今も、京都ツウ気取り。

 

今回もことりっぷも読まないで京都観光に挑みます。

娘が森見登美彦の本に凝っているので、舞台になった下賀茂神社に行ってみたいというので、行ってきました。

まだ落ちたてほやほやの紅葉。

途中で汚い猫ちゃんに会う。娘が近寄ると体を摺り寄せてきていた。

写真を撮ろうと私も近くに座ると寄ってきて、ひざに登ってきた。コートが汚れてしまった。ごめん、餌ないから。

ここに来たからには御手洗池での水みくじ。

晦日の禊の儀式とか、初もうでとかの準備で忙しそうな寺の人。

お参りがすんだら、鴨川へ。鴨川デルタを見たいというので連れて行く。夫がああ、ここで麻雀したなあと思い出話。

で、出町柳の商店街に行ったら、なんかこじゃれた古本屋さんとかがあった。素敵。それから阿闍梨餅を売ってる店の隣の八百屋でも野菜と一緒に阿闍梨餅が売られていた。なんか伊勢丹で並んで買っている人もいるというのに。なんとまあ。

で、今回の旅の目的は自分たちが知らなかったところでご飯食べるということで、さるぅ屋というカフェに。若者の店構えで入りにくかったんだけど、思い切って入ると中は非常に落ち着いていて、素敵な店でした。

 

そのあと、六波羅蜜寺念仏踊り

そこまで行ったのにのに、うっかり森見の小説「有頂天家族」の主人公の兄が姿を蛙に変えて引き籠ったという六道珍皇寺の井戸を見てくるのを忘れて痛恨です。

我々の知っている30年前の京都ではなくて、新しい京都にも触れていきたいです。次行くときは、ガイドブックでも読んでいくか。

 

 

 

 

 

 

 

六波羅蜜寺 念仏踊り

12月29日に六波羅蜜寺念仏踊りを見てまいりました。

年末の2週間ぐらいの間だけ、公開される念仏踊りは、歴史は古く、

起源は平安時代にさかのぼります。

 

踊りは4時から始まるのだけど、15分ぐらい前になるとご住職が出てきて、説明が始まりました。

村上天皇の御時に京で病が流行り、町中が沈んだ雰囲気になってしまいました。そこで空也上人がやってきて、みんなをお念仏で慰めたり、2次感染を防ぐために火葬を推し進めたり、きれいな水を飲ませたりと大活躍。

 

しかし時は流れ、念仏が流行ってくると為政者はお念仏で人が結束し、反乱されるのを恐れ、弾圧を始めたそうな。

そこで本堂を締め切って、隠れてお念仏を唱え始めたのがこの隠れ踊り念仏の始まり。

 

お念仏とばれないように、南無阿弥陀仏ではなくて、

モーダーナンマイトと偽装。(この言葉はみんなで練習して後で唱和することになります。)

そして普通はお念仏は最後までやらないといけないのだけど、これは途中でやめられるようになっていること、

初めは般若心経からすらっと入り、何食わぬ感じでお念仏に移行することなどを教えていただきました。

このご住職の説明なさる時の、きれいな言葉使いとか、抑揚とか、もうほれぼれいたしました。

で、肝心の念仏踊りは、

立派な袈裟を身にまとったお坊様が4人、鐘を打ち鳴らしながら、小さくなったり、大きくなってのけぞったりしながらお寺の内代をぐるぐる回ります。

なんだかファンタジーな印象。お坊さんが、かわいらしく見えてきます。なんだかバリ島での踊りをほうふつさせるような気もします。

途中で先ほどのモーダーナンマイトと老若男女全員が、何度も唱和して、盛り上がり、

突然終わり。あっという間にお坊さんが出て行ってしまいます。ほんとに誰かに見つかってあわてて出ていくかのようにです。

 

これ無形文化財なんですって。こんないとも簡単に無形文化財に市井の人の参加できるところはないというのがご住職の話。

貴重な体験をさせてもらいました。

これが見つかっても全然問題ない時代に生まれてよかったです。

 

もし行こうと思っているなら、防寒には気を付けてください。

激寒です。私もかなり気を付けたつもりですが、京都の底冷えをなめてました。鼻水、ずるずるでした。

ポトスライムの舟

 

ポトスライムの舟 (講談社文庫)

ポトスライムの舟 (講談社文庫)

 

 いいですね。これ。

二つ目の話だけど、なんだかほんとナガセは、できる人で優しい人だとわかるんだわ。

昨年の3冊

今年の3冊シリーズは、今回年末早々と規制してしまったため、できなかったので、年が明けちゃったけどやります。

 

1位 何者

 

何者 (新潮文庫)

何者 (新潮文庫)

 

 2位

はなとゆめ

 

はなとゆめ (角川文庫)

はなとゆめ (角川文庫)

 

 3位ハダカデバネズミ

 

ハダカデバネズミ―女王・兵隊・ふとん係 (岩波科学ライブラリー 生きもの)

ハダカデバネズミ―女王・兵隊・ふとん係 (岩波科学ライブラリー 生きもの)

 

 まあ今年は結構あたりも多くて、絲山直子とか、新発見だったし、平野敬一郎の空白を満たしなさいも面白かった。

三浦しおんは抜群の安定感。

 

今年もよい本に出会えますよう。

今年の仕事本

 

 

 

言語・コミュニケーション発達の理解と支援プログラム

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 とくにお世話になった本の数々。

あと「ことばのテーブル」シリーズの読解編は初級、中級、上級ともう、お世話になりまくり。クロスワードとか、暗号とかのシリーズも少々。