2週間前に石老山に行ったメンバーとその時はおなかの調子が悪く不参加だった夫を加えて、先週も来たから新鮮味の無い西丹沢までレッツゴー。
天気はバツグン。最寄の駅から1時間半、途中でお腹が痛くなった女子2名も何とか復活し、チロリアン風の駅舎の無人駅のはずの谷峨駅へ。
駅員さんも沢山いて、めちゃくちゃ混んでるんですけど、一体何事?と思ったら、丹沢湖でマラソン大会があったらしく、皆さんそちらへ。
これ全部大野山だったら、人ごみを避けてここまでやってきた意味が無いところでした。
大野山への道ですが、なかなか山道に入らないのがここのコースの欠点です。それがいやで今まで避けてきたのですが、田んぼのあぜ道歩きが思いの外、子どもたちに好評だったり、酒匂川が綺麗だったり、ゆれゆれつり橋を渡ったりで苦になりませんでした。
それと駅から山頂が見えていて、登っていても時々山頂が見えていて、段々と自分が目的地に近づいているのがわかるのが楽しかったです。山の中歩いていたら、どこ歩いているか地図上でしかわからないことが多いしね。
もう紅葉、黄葉最高です。森フェチ、渾身の力を振り絞り、激写。
写真にすると意外と凡庸でがっかりだわ。
地面に伐採された枝が落ちていて、何の木だろうかと思っていたら、実際に花が咲いている木を子どもたちが見つけてくれました。
マユミだそうです。名前だけは聞いたことがあります。
割とあっさり山頂近くの放牧地に出ると、ススキの中を空に向かってどんどん歩いていく感じです。まわりも相模湾から西丹沢の山から富士山から何でもパノラマで見えます。
で、山頂。ここは広々していて素晴らしいです。気持ちいいです。
先週行った丹沢湖も見えてます。と言うことは丹沢湖からこの山見えてたのね。
いきなり放牧地の中の階段が急で、前回のペンギン歩きの友達が今度はひざを痛めてしまったので、ゆっくりゆっくり降りました。
夫の証言によると、ここに写っているピンクのお嬢さんが猿飛び佐助のように
山を下っていってたらしい。いつもはごゆっくりさんのお嬢さんなのにめきめきと力をつけてこられているようです。
帰りの方が山道としては楽しい感じでした。
この山はとにかく1時間に1回は綺麗なトイレがあるのがものすごくありがたい山です。山北町ありがとう。
それからコースはいろいろあると思いますが、富士山をよく見たい場合は午前中のうちに谷峨から登り、雲がでてくる下山時は相模湾に向かって降りていくような形で山北に降りるのが良いのではと思います。午前中に行って降りてくるのであれば逆コースも楽しいでしょう。
大野山は退屈かナーーと心配していたけれど、天気にも恵まれ、とても楽しいおやまでした。
でもやっぱり子どもたちには石老山のスリリングな感じの方が好評で、少し退屈だったようです。
少なくとも、今シーズンは子どもを連れて山に行くのは今日が最後になるでしょう。また行きたいなあ。