なんかね、間が開いてしまうとどんどんびびりがひどくなり、お一人様だから大山かね、と超弱気な昨日。
しかし朝起きると急にやる気がでて、大倉尾根往復するぞと渋沢のバス乗り場へ。8時20分のごゆっくりさんバスはもうすでにがらがらなんですが、発車寸前に某都立高校の陸上部の面々が30人ほど乗り込み、一気に満員。
で、8時45分大倉出発。
いきなり暑い。舗装道路が終わるところで1枚脱ぐ。そしてもしかして水分も足らないかと1本買う。
そして10分後、1回目の休憩。おにぎり食べたかったし、さらにもう1枚脱ぎたかったし。
山頂にたどり着くのか、、、自分。
で、今日の1番の目的。ここのもみじを見たかったんだけど。
時期早尚・
意外と少ない人の中で登っていけたのですが、見晴らし茶屋をちょっとすぎた急登で前方に遅い団体さん発見。
2,30人はいるであろう団体さんはいつ休憩するのかなあと期待しながら進むがそんな様子もなく、
しょうがないので他の早い人たちが抜き始めたときに、しれっと一緒になって抜こうとしました。
なにせそのスパートをかけた場所がかなりの急登で、皆さん横によってはもらえますが、止まってくれるわけではないので、その歩き続けている長い団体さんを一気に抜いたら、
心臓が口から飛び出そうになりました。
いつも団体さんがいると、一般の方は団体さんのことを悪く言う人も多いんだけど、これもひとつの山登りの楽しみ方の形。尊重したいと思います。(自分もツアーに参加してみたい気もあるしね。)
その後も追いつかれるわけには行きませんので、渾身の力を振り絞って間を空けます。今日の一番の難所でした。抜く場所は実力をわきまえて、、、です。
今日は前回と違って霧がないので景色が綺麗です。富士山も時々見えて、力が出ます。
途中で見たなんだか細いブナみたいな木が絡み合ってて変だと思った木。
おいおい、どうなってるんだ。
結局、1時間半で堀山の家、2時間半で金冷やしとどんどんペースを落としながら2時間55分で塔の岳となりました。(休憩も入れてます。)前回より5分短縮ね。別にうれしくない。
実は歩いている最中に、知らないおっさんに「いい歩き方しているよ、大倉尾根往復はもったいないから表尾根まで行ってみれば」とそそのかされ、すっかりその気に。
で、山頂強風のため、夫にコースの変更の電話と天気予報のチェックをして、写真もとらず、5分ほど休憩して表尾根に入ります。今日の天気予報は3時から雨、ヤビツ峠のバスは2時51分。と言うことは3時間5分で下山しないといけないと言うことです
表尾根に入るととたんに人にあわなくなりました。向こうから来る人もそう多くありません。
木の又小屋まで表尾根をヤビツ方面に歩く人をひとりも見ないので心配に。
大日あたりでやっと3人ぐらいに会ってホッとしました。
と言っている間に、バスで一緒になった陸上部が追いついてきて、急ににぎやかに。ああ、よかった。
行者ケ岳まわりの渋滞で有名な鎖場も今日は誰もいなくて、
どうやって登ったらいいかよくわからず、適当に。
時々は遠くには人が見えるのですが、自分の前後にはなかなか人がいません。高校生たちも追い着いてきたと思ったらすぐに最後の人を待つために休憩していまうのであまり一緒になりません。このコースは人が多いから一人でも安心だと思って選択しているだけに、心細いです。
遠くから見たときは三ノ塔手前のガレ場に沢山人がいたんですが、
私がついたときは一人だったので、どこをルートを取ればいいのかわからず、四苦八苦してしまいました。
三ノ塔で時間を見るとなんとバスまであと1時間10分。大丈夫か、、、、
で、飛ばしまくり。靴が滑らなくなったので快適です。
飛ばしすぎてバスの15分前の2時35分に到着。
本日の行動時間は6時間弱。疲れたよ。
で、またがらがらなバスに乗り込み、ホッと一息ついていたら、また三ノ塔で大休憩を取っていたので抜かしてきたあの陸上部が発車寸前に走りこむように乗り込んできて超満員。
バスの中でも超元気。あの子ら、スニーカーで登ってるし、リュックじゃない子もいるし。ああ、若いと道具なんて同でも良いのね。そういえば、若いときは無謀だったなあと思うこともあるけど、無謀じゃなくて普通だったんだね。
実は陸上部の子達とは時々話しかけられたり、話したりして楽しかったのよ。ありがとうね。
9月の鷹ノ巣山特訓のおかげで筋肉痛もなく済みそうです。
天気も良く、何と言ってもすいてたし、最高でした。ああへたれて大山に行かなくて良かった。