沖で待つ

 

沖で待つ (文春文庫)

沖で待つ (文春文庫)

 

 先日よんだ「こころの科学」に発達障害当事者として寄稿していた文章が面白かったので、夫にも読んでもらい、夫がすぐにぽちった本を横取りして読みました。

この表題作の沖で待つがいい話でねえ。落ち着いていて、かつ暗さがなく会社の同期の男女の友情を描く。

別の話で「勤労感謝の日」は口の悪い自分と同じように、口の悪い主人公に大笑い。

ひらがなだけで書いているぶんたろうのやつはなんかよくわからない。石原慎太郎が嫌いなんだねってことだけはわかる。

なかなかおすすめ。