初めの方の発達論も非常にわかりやすく復習に最適。その後は実際の支援の方法なども示唆に富むことも多い。発達障害の細かい説明はなかなか読み進めるのが大変だったけど、一つ一つ納得。虐待や不登校についてもわかりやすかった。
怒りを引き出される５つの理由（ｐ３４１）とそれに対する大人の姿勢については、そうれありたいと思う私の考えと似ていた。
あんまり感情的に怒ったりしないで、訥々と子どもと付き合うようにしている。そのほうが、子どもは落ち着いてくるし、成長してくる。特にトラブルを起こしがちの子供には取り立てて、そういう風に付き合っていこうとしている。ただ、保護者や同僚から甘やかしすぎている等々のご指摘を受けることもある。その辺をうまく説明できないので、もどかしかったのですが、そんな人はこれを読んでください。
同僚に借りたのですが、これは買わねばというほど良い本。
